現代のフィリピンやマニラを紹介するにあたって、個人的な好き嫌いは別にして、どうしてもはずせないのがショッピングモールだ。
だいたい今はバスターミナルやジープニーターミナルがモールに併設されていることが多いから そこそこ人口のある地方都市のどこを旅してもショッピングモールを避けることはできない。
それにしてもこのマニラの「SMモール・オブ・アジア」は半端ない規模だ。どうしても手に入れたい本があって訪問したが、モールに入っているテナントの数がなんと1300! 仮に移動も含めて一店舗あたり30秒でざっと見るだけでも、650分、つまり11時間近くかかる計算である。
帰り際見上げると最上階を増築中で、さらに店舗数を増やす計画らしい。これは、いかにマニラに暮らすフィリピン人がいま消費に夢中かということの表れだと思うが、増やしてやっていけるということはそれだけに市民の生活レベルが向上しているということなのだろう。本当に欲望というのはきりがないものだとつくづく思い知らされる。
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